19日の米株式相場は下落。ダウ工業株30種平均は年初からの上げを失った。

  ダウ平均は大統領選挙以降で初の5日続落。次期財務長官に指名されているムニューチン氏が上院での承認公聴会で、厳格な規制の撤廃を提唱しなかったことから銀行株が下げた。

  トランプ氏の第45代大統領就任を翌日に控え、ドルと株価は足踏み状態となった。次期政権が公約通り成長重視の政策を採用する兆しが市場で待望されている。ムニューチン氏は税制改革の推進が政策スタンスの「主要部分」だと話した。

  著名投資家のジョージ・ソロス氏の発言を受けて、株式相場は下げ幅を広げた。同氏はトランプ氏勝利を受けた株式投資家の陶酔感が不透明感に変わるとの見通しを示した。S&P500種は12月半ば以降0.4%下落、ダウ平均は過去1カ月、狭いレンジ内にある。

  S&P500種株価指数は前日比0.4%下落して2263.69で終了。2週間ぶりの安値となった。業種別では不動産と公益事業がそれぞれ0.9%下げ、金融株は0.6%下げた。ダウ工業株30種平均は72.32ドル(0.4%)安い19732.40ドルで終えた。

  個別銘柄では、四半期の契約者数が過去最大の純増となったネットフリックスが3.9%上昇した。

原題:U.S. Stocks Fall With Treasuries as Dollar Weakens: Markets Wrap(抜粋)

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