中国が人民元相場を支えるために外貨準備を活用する中で、昨年11月の同国の米国債保有残高は6カ月連続で減少した。日本の保有残高も減少したが、米国債保有高で首位を維持した。

  米財務省が18日発表した11月の対米証券投資動向によれば、中国の米国債保有残高は1兆500億ドル(約120兆2600億円)と、前月から664億ドル減った。減少幅は2011年12月以来で最大。日本は233億ドル減の1兆1100億ドルと4カ月連続で減少した。

  中国人民銀行(中央銀行)は世界最大の外貨準備を保有するが、14年以降にその約4分の1を活動資金として費やした。財務省のデータによれば、中国の米国債保有高はピークだった13年に1兆3200億ドルに達したが、同国はその後約2700億ドル相当を売却し、人民元下支えや資本流出に歯止めをかける目的のために資金を利用している。

  統計によると、海外勢による11月の長期証券投資は308億ドルの買い越し。前月は93億ドルの買い越しに修正された。

原題:China’s Holdings of U.S. Treasuries Drop by Most Since 2011 (1)(抜粋)

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