18日の米株式市場ではS&P500種株価指数が小幅高。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長が米経済について、金融当局の二大責務である完全雇用と物価安定に近いと述べたことが手掛かりとなった。ゴールドマン・サックス・グループとシティグループがそれぞれの決算を受けて下落したものの、金融株全体は上昇した。

  S&P500種株価指数は前日比0.2%上昇して2271.89で終了。一方、ダウ工業株30種平均は22.05ドル(0.1%)安い19804.72ドルで終えた。ゴールドマンなどが指数全体を圧迫した。

  S&P500種のセクター別では11業種のうち6業種が上昇した。

  金融株は0.8%上昇。バンク・オブ・アメリカが2.6%上げた一方、シティは1.7%安となり、ゴールドマンは0.6%下げた。

  出来高は取引開始直後こそ膨らんだものの、その後は商いが細り、62億株と、年初来の平均である73億株を下回った。

  シカゴ・オプション取引所(CBOE)ボラティリティ指数(VIX)は5.1%上昇と、2日連続で上げた。

  経済指標はほぼ予想通りの内容となった。12月の米消費者物価指数(CPI)は前年比で2.1%上昇したが、実質平均時給は前年比で0.8%上昇にとどまった。

  12月の米鉱工業生産統計では、製造業生産を示す指数が市場予想を下回る伸びにとどまった。繊維や化学製品の生産が減速した。

  S&P500種採用銘柄の昨年第4四半期決算は4.3%の増益が予想されている。通期の増益率予想は12%。

原題:U.S. Stocks Climb After Yellen Speech as Financial Shares Gain(抜粋)

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