18日の米国債相場は下落。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長の発言を受けて取引終盤にこの日の安値に下げた。同議長は「私と同僚の大半が」先月、2019年末にかけて「年数回」の利上げを予想していたと述べた。

  イエレン議長の講演テキストが公表されたのは米東部時間午後3時。5年債利回りの上昇分11ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)のうち約3分の1が講演テキスト公表後に上げたものだ。

  それ以前の米国債の下げは12月の消費者物価指数(CPI)が手掛かりとなったほか、軟調な欧州債も弱材料だった。ニューヨーク時間午後5時現在、10年債利回りは10bp上げて2.43%。

  連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーが12月14日に公表した予測では中央値で年内3度の利上げが見込まれている。

  12月のCPI統計は食品とエネルギーを除くコア指数が0.2%上昇とエコノミスト予想一致したが、四捨五入前の数値は0.23%の上昇だった。前月は同0.15%の上昇。

  イタリア債は新発15年債の発行に絡んだヘッジが相場を圧迫し軟調となったほか、19日に入札を控えるスペイン債、フランス債も下落した。

  米5年債と30年債の利回り差は1月5日以降初めて111.5bpを上回った。

  イエレン議長は今後のバランスシートの変化については言及を避けた。これより先、ダラス連銀のカプラン総裁はバランスシートを精査し、縮小方法について検討するべきだと述べた。

原題:Treasuries Fall After CPI, Yellen Comments; 30-Year Tests 3%(抜粋)

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