米連邦準備制度理事会(FRB)が18日公表した地区連銀経済報告(ベージュブック)によれば、経済は昨年11月遅くから年末にかけて緩慢なペースでの拡大が続いた。労働市場のタイト化が、より広範な賃金と物価の上昇を後押しした。

  ベージュブックによれば、企業や各業界は今年の経済成長を楽観。 雇用の伸びはわずか、ないし緩やかと報告された。また12地区連銀の大 半は労働市場のタイト化が続くと予想した。今回のベージュブックは、9日までに入手した情報を基にまとめられた。

  ベージュブックでは「高度なスキルを必要とする職種で労働者を見つけるのが広域で困難だった。数地区は、それほどスキルを必要としない職種での採用において問題があったと報告した」と指摘。「大半の地区は賃金圧力が高まったと説明した」とされた。

  いくつかの地区連銀は大統領選後の信頼感回復を報告したが、クリーブランド連銀は、規制の変化が投資にどう影響していくのか不透明だと指摘した。

  ベージュブックでは物価圧力の高まりも指摘。8地区が緩やかなインフレーションを報告した。

  労働市場に関しては全国的に「報告の対象期間中、タイトだった、ないしタイト化したと報告された」とし、「2地区では解雇について言及があったものの、それら地区でも他の地区と同様、回答した企業の大半は雇用の純増を指摘した」と記された。

原題:Fed Says U.S. Growth Continues Modestly as Job Market Tightens(抜粋)

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