UBSグループのセルジオ・エルモッティ最高経営責任者(CEO)は、ウェルスマネジメントと資産運用部門の今年の新規資金純流入額を約500億ドル(約5兆6700億円)と見込んでいる。低金利で受け入れ資産の規模は限定されると述べた。

Sergio Ermotti in Davos, Jan. 18.
Sergio Ermotti in Davos, Jan. 18.
Photographer: Simon Dawson/Bloomberg

  エルモッティCEOは世界経済フォーラム(WEF)年次総会が開催中のダボスでブルームバーグのインタビューに応じ、今年の伸びは「過去数年間の実績に沿う」程度になるとの見通しを示した。「この数字には、顧客のリスクプロフィルや資金の計上場所の変更など、数多くのノイズが含まれる」と説明した。

  低金利やマイナス金利で銀行界全般の利益率が悪化しているため、UBSは新規資金の受け入れについて選択的なアプローチを取るとも述べた。顧客は投資にレバレッジをかけるため借入金を活用することに以前ほど積極的ではなくなり、これが資金の流入に響いていると言う。

  また「米国は明らかに勢いがある」とし、「弊社にとって米国は有望な市場だ」と語った。

  UBSのウェルスマネジメント部門は2015年の新規資金純流入額が228億スイス・フラン(約2兆5800億円)で、米国が213億ドルに上った。資産運用部門は純流出だった。

原題:UBS’s Ermotti Expects to Add $50 Billion of Assets This Year (1)(抜粋)

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