米連邦取引委員会(FTC)は17日、米クアルコムが携帯電話機向け半導体市場を不正に独占し、顧客から高い特許使用料を徴収しているとして、同社をサンノゼ連邦地裁に提訴した。クアルコムがライセンス料の割引と引き換えに、同社製半導体のみを強制的に使用させる契約を米アップルと結び、競合他社を排除したという。

  これに対しクアルコムは、FTCの訴えは欠陥のある法理論に基づいており、携帯電話機メーカーの利益や交渉力の後押しを目指すものだとして、争う姿勢を示した。

  FTCによると、クアルコムは2011年から16年まで「iPhone(アイフォーン)」向けに同社のモデムチップを独占的に供給するのと引き換えに、アップルにライセンス料の割引を提供。アップル向けプロセッサーの事業から競合他社を実質的に排除することが目的だったしている。

  これについてクアルコムは、ライセンス契約で不当な条件を確保する目的で半導体供給を控えたり、見合わせると脅したことはないと反論した。アップル広報担当のジョシュ・ローゼンストック氏はコメントを控えた。

原題:Qualcomm Accused of Forcing Deal on Apple to Thwart Rivals (2)(抜粋)

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