トランプ次期米大統領が商務長官への起用を決めた著名株式投資家ウィルバー・ロス氏は、3億3600万ドル(約380億円)強の資産を連邦倫理規定に基づき開示した。ただこれは、同氏の純資産の全容を捉えるものではない。

  政府倫理局(OGE)はロス氏の長官指名承認に関する上院の公聴会を翌日に控えた17日、同氏の資産開示を公表。同氏による倫理上の同意書も承認した。同意書で同氏は、指名承認後180日以内に多数の地位を退き、資産の大部分を処分すると約束した。

  ブルームバーグの推定では、ロス氏の純資産総額は29億ドル。同氏は所得を得ているファンドの価値や収益を開示したものの、当局が要求していない多数の組み入れ資産の数字はほとんど示さなかった。資産の多くはプライベートエクイティ(PE)ファンドや、WLロス社が運営する他の企業などでの持ち分。57ページにわたる開示書類では、アップル株やボーイング株の保有や合計1億5000万ドル余りの預金なども明らかになった。

原題:Commerce Pick Wilbur Ross Discloses Assets Topping $336 Million(抜粋)

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