トランプ次期米政権下でのゴールドマン・サックス・グループの影響力を懸念する市民らが17日、同社ニューヨーク本社で抗議運動を再開した。今回は沼地の化け物のコスチュームを身に付けて参加する姿が見られた。20日の大統領就任式まで活動を続けるという。

  本社ビルの外に集結したのは60人余りで、今月4日の抗議行動同様に、スローガンを唱えたり「ガバメント・サックス」などと書かれた横断幕を掲げたりしている。トランプ次期政権は、ゴールドマンのパートナーだったスティーブン・ムニューチン氏の次期財務長官への登用を決め、ゲーリー・コーン前社長を国家経済会議(NEC)委員長に指名するなど、同社と関係の深い人物を主要ポストに相次いで起用している。

Government Sachs
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Photographer: Victor J. Blue/Bloomberg

  市民団体ニューヨーク・コミュニティーズ・フォー・チェンジ(NYCC)のディレクター、ジョナサン・ウェスティン氏は「ゴールドマンで野営を張るため、われわれはここに集まっている」とデモ隊を先導、大金持ちやバンカーに国の運営を任せてはならないと主張した。

  トランプ氏は大統領選挙戦中、ワシントン政界の「泥沼を浄化する」と公約したが、ウェスティン氏はインタビューで、トランプ氏は暗部である沼地のヘドロを取り除いておらず有権者を欺いていると批判した。

  ゴールドマンの広報担当ティファニー・ガルビン氏は17日、「法にのっとった言論の自由や個人の集会の権利をわれわれは尊重する」と述べた。

原題:Goldman Protests Feature Swamp Creatures Vowing to Stay All Week(抜粋)

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