17日の米国債は上昇。日中高値から下げたものの、値上がりの大部分を維持。利回りは少なくとも12月以来の最低となった。トランプ次期米大統領はドルがすでに強過ぎるとの認識を表明、朝方の米国債を押し上げた。

  ニューヨーク時間午後5時現在、10年債利回りは7ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げて2.32%。一時は11月30日以来の低水準となる2.3036%をつけた。ブルームバーグ・ドル・スポット指数は7月以来で最大の下げとなった。この日はブルームバーグが調査する先進国25カ国市場の過半数で国債が上昇した。

  トランプ次期米大統領は米紙ウォールストリート・ジャーナルとのインタビューで、ドルは既に「強過ぎる」と述べた。

  5年債と30年債のイールドカーブは約111ポイントと、ここ約1週間で最高。

  朝方発表されたニューヨーク連銀製造業景況指数は1月は6.5に低下、市場予想(8.5)を下回った。今週は消費者物価指数(CPI)、鉱工業生産、住宅着工件数が発表される。

  ニューヨーク連銀のダドリー総裁は17日、ニューヨークでの小売業界関連の会議で、「インフレは全く問題になっていないことから、金融当局が近く景気拡大を終わらせるリスクは極めて低いと考えられる」と述べた。

原題:Treasury Yields Touch 2017 Lows on Trump’s Dollar View(抜粋)

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