17日の欧州株式相場では、指標のストックス欧州600指数がほぼ変わらずで引けた。午前中は下げていたものの、メイ英首相が欧州連合(EU)からの離脱最終案を議会で採決にかけると表明した後、下げ幅を大きく縮小した。

  ストックス欧州600指数は前日比0.2%安の362.45で終了。一時は0.7%安となった。鉱業株や一般消費財関連が軟調で、指数はプラス圏で引けるまでには至らなかった。メイ首相は欧州単一市場のメンバーシップ継続を排除しつつ、EU解体は望んでいないと発言した。

  英国株の指標であるFTSE100指数は1.5%安で、欧州主要株式指数のうち下げが最も大きかった。売上高の大半を国外で稼ぐ英国の大企業にとって、ポンド上昇が業績を圧迫するとの懸念が広がった。中型株の指標で、国内売上高比率が比較的高いFTSE250指数は0.4%下落した。

  サクソバンクのロンドン在勤トレーダー、ピエール・マーティン氏はメイ首相の演説について、「全体的に欧州株とポンドを押し上げたが、FTSE100にとってはかなりの悪材料となった」と指摘した。

原題:Europe Stocks Little Changed as May to Put Brexit Deal to Vote(抜粋)

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