クレディ・スイス・グループのティージャン・ティアム最高経営責任者(CEO)は、人員削減の大半を既に済ませたとして、来年から始まるコスト低下の恩恵を投資家は期待できるはずだと語った。

  スイスのダボスで開催中の世界経済フォーラム(WEF)でブルームバーグテレビジョンのインタビューに応じたティアムCEOは、グローバル・マーケッツ部門で年内に追加削減があるとしつつ、「それほど大規模ではない」と説明。「生産効率は年2-3%向上するはずだ。その改善は2018年に表れてくる」と続けた。

Tidjane Thiam at Davos on Jan. 17
Tidjane Thiam at Davos on Jan. 17
Photographer: Simon Dawson/Bloomberg

  今年については「16年よりもいいだろうという期待がある」とし、「その方向に向かっている要因は多数あり、特に金利はそうだ」と述べた。業績の立て直しも進んでおり、報酬面で「悪くない年になるはずだ」との見通しを示した。

  スイス部門を今年下期に新規株式公開(IPO)させる作業を依然続けていることも明らかにした。ただ、時期は最終的に市場の状況や取締役会の決定に左右されるとくぎを刺した。クレディ・スイスはスイス部門の株式20-30%を売り出し、20億-40億スイス・フラン(約2260億-4520億円)を調達する計画だ。

原題:Thiam Says Most Credit Suisse Cuts Done as Outlook Improves (1)(抜粋)

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