17日の外国為替市場で英ポンドはドルに対し上昇。世界金融危機以降で最大の上げとなっている。メイ英首相が欧州連合(EU)離脱の最終案を議会の採決にかけると約束した。

  メイ首相はこの日、EU離脱をめぐる政府の戦略を演説で表明。EU単一市場から撤退することを明らかにした。ポンドは16日、メイ首相の演説の概要についての報道に反応して大幅安となっていた。議会採決は報じられていなかった。

  バンク・オブ・アメリカ(BofA)メリルリンチのストラテジスト、アサナシオス・バンバキディス氏は電子メールで、「メイ首相が離脱の最終案を両院の採決にかけるというのはポンドを支える要因だ」とコメントした。「議会の承認を得るためには良い合意でなければならない」と指摘した。

  メイ首相は議会が最終案を拒否した場合にどうなるかの問いには回答を避け、議会が支持すると考えていると述べるにとどめた。

  ロンドン時間午後4時11分現在、ポンドは2.7%高の1.2372ドル。一時は6日以来の高値の1.2397ドルに達した。16日には一時1.1986ドルまで下げていた。
  
原題:Pound Set for Best Day Since 2008 After May’s Statement(抜粋)
Pound Set for Best Day Since 2008 After May’s Brexit Statement

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