米モルガン・スタンレーの昨年10-12月(第4四半期)決算は前年同期比で83%の増益となった。債券トレーディング収入が2倍強に増えアナリスト予想を上回った。同社は債券トレーディングの好調が新年に入った後の数週間も継続していると明らかにした。

  ジョナサン・プルーザン最高財務責任者(CFO)は17日のインタビューで「2017年の新年に際し、市場センチメントは明らかに1年前より楽観的だ」とし、「トーンは明るく市場はオープンで前向きだ。セールス・トレーディングの点で、良好な活動レベルが続いている」と語った。

  17日の発表によると、純利益は16億7000万ドル(約1890億円、1株当たり81セント)と前年同期の9億800万ドル(同39セント)から増加した。前年同期の数字は1株当たり4セントの会計上の費用を含む。ブルームバーグがまとめたアナリスト21人の予想平均では1株利益が65セントと見込まれていた。

  債券トレーディング収入は2倍強の14億7000万ドルに増加。アナリスト予想の10億ドルを上回った。株式トレーディング収入は7.3%増の19億5000万ドル。予想は18億4000万ドルだった。

  全体の収入は17%増の90億2000万ドルとなり、予想平均の84億8000万ドルを超えた。金利外費用は8%増の67億8000万ドルでアナリスト予想を上回った。報酬費用は12%増の40億8000万ドルで、これもアナリストの予想以上だった。 

原題:Morgan Stanley Profit Rises on Surge in Bond-Trading Revenue (1)(抜粋)
Morgan Stanley Sees Better Trading Environment in 2017 (1)

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