欧州の2016年の新車販売台数は前年比6.5%増え、9年ぶりの高水準を記録した。域内景気が持ち直す中、これまで控えられていた消費が新車販売を後押しした。ディーゼル車をめぐる排ガス不正問題で揺れた欧州トップの独フォルクスワーゲン(VW)から市場シェアを奪い、ルノーが2位に浮上した。

  欧州自動車工業会(ACEA)の17日の発表によると、16年の新車販売台数は1510万台と前年の1420万台から増えた。これで3年連続の増加。昨年12月はルノーの新車販売が14%増、通年では12%増えた。

  ルノーの市場シェアは15年の9.6%から10.1%に拡大し、16年実績でプジョーシトロエングループを抜いて2位に躍り出た。一方、VWのシェアは24.1%と前年から0.7ポイント低下したものの、首位を維持した。月間では2カ月連続でシェアを伸ばした。

  欧州販売の上位10社では、独ダイムラーが12月に16%増と伸びが最も大きかった。メルセデス・ベンツGLAクラスのコンパクト・スポーツ型多目的車(SUV)の需要が旺盛だった。フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)はルノーと同じく14%増。米ゼネラル・モーターズ(GM)のオペル・グループは2.5%増だった。

原題:European 2016 Auto Sales Jump to Nine-Year High on Renault Gains(抜粋)

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