アップル製品の組み立てを手掛ける台湾フォックスコン・テクノロジー・グループの郭台銘(テリー・ゴウ)会長は、トランプ次期米大統領の就任に伴い米国事業を拡大するとしても、中国に引き続きコミットしていると中国政府に伝えた。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  やりとりが非公開だとして匿名を条件に話した関係者によると、中国政府高官は最近、郭氏に懸念を表明。これに対し、郭氏は中国から資本を引き揚げることはないと応じたという。関係者によれば、対米投資計画はまとまっておらず、次期政権の政策次第だと同氏は話した。

  フォックスコンは具体的な内容には踏み込んでいないものの、対米投資の拡大に向けて初期段階の協議に入っていると表明していた。関係者によると、郭会長は20日のトランプ次期大統領の就任式に招待されたが、出席する計画はないと中国高官に説明した。

  中国の国務院台湾事務弁公室と海峡両岸関係協会に電話でコメントを求めたが、返答がなかった。フォックスコンには電子メールでコメントを求めたが、返答はない。同社の広報担当者に電話したが、答えは得られなかった。

原題:Foxconn’s Gou Said to Assuage China About U.S. Investment Plans(抜粋)

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