国際通貨基金(IMF)は、ブラジルの2017年成長率見通しを従来の半分未満に引き下げた。中南米最大の規模を誇る同国経済の活動が従来の想定を下回ると判断した。

  IMFは16日発表した最新の世界経済見通しで、今年のブラジル成長率予想を従来の0.5%から0.2%に修正。ブルームバーグ調査でのアナリスト39人の予想中央値は0.8%だった。

  大半のエコノミスト同様、IMFはテメル大統領率いるブラジル政府への楽観を弱めている。昨年5月の大統領就任直後には、同年早くにゼロ成長と予想した17年成長率見通しを0.5%に引き上げていた。

  IMFはまた、メキシコの成長率見通しをブラジル以上に引き下げた。資金調達コストの上昇と米大統領選でのドナルド・トランプ氏勝利後の不透明感が下方修正の理由で、0.6ポイント引き下げて1.7%とした。

原題:IMF Cuts Brazil’s 2017 Growth Outlook to Near-Stagnation (1)(抜粋)

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