アリアンツの主任経済顧問、モハメド・エラリアン氏は16日、政治が混乱する場合、世界的な景気停滞を引き起こすリスクがあると警告した。

  エラリアン氏は香港で開催中のアジア金融フォーラムで、世界中で政治が一層内向きになる場合、「低成長からリセッション(景気後退)へ、人為的な金融安定から不安な金融ボラティリティーへと変化するリスクがある」と語った。

  同氏は、2017年が昨年とほぼ同じ展開となり、ある程度の改善が見込めるといった見方が強いと指摘。こうした見方に基づけば、今年の世界成長率は3%未満になると予想した。

モハメド・エラリアン氏
モハメド・エラリアン氏
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

  ただ、米国が保護主義的な取り組みを強め、各国の選挙で反エスタブリッシュメント陣営が健闘しナショナリズムが急激に高まった場合、世界経済への痛手となる可能性があると指摘した。

原題:Allianz’s El-Erian Highlights Politics as Risk to Global Growth(抜粋)

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