サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は、石油輸出国機構(OPEC)が非加盟の産油国と結んだ減産合意について、恐らく延長の必要はないだろうと述べた。合意の順守状況や世界的な需要増加の見通しを理由に挙げた。

サウジアラビアのファリハ・エネルギー鉱物資源相(16日)
サウジアラビアのファリハ・エネルギー鉱物資源相(16日)
Photographer: Nezar Balout/AFP via Getty Images

  ファリハ・エネルギー相は16日、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで開かれたエネルギー関連の会合で記者団に対し、石油市場の再均衡は6月末までに実現するはずだと指摘。需要は夏も増加が見込まれるため、OPECとしては市場に十分な供給を確保させたいと続けた。

  同相は、これまでの減産順守の水準や需要見通しを考慮すると減産合意の延長が「必要だとは思わない。2016年にゆっくりと始まった再均衡が6月末までに完全な効果を表す。当然、現在と6月までの間には影響を及ぼしうる多くの変動要因があり、その時になってまた判断することが可能だろう」と語った。

  OPECは5月にウィーンで、半年に1度の総会を開く。

原題:Saudis See No Need to Extend OPEC Deal Beyond Six Months (1)(抜粋)

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