資産家スティーブ・コーエン氏の個人資産を運用するファミリーオフィス、ポイント72アセット・マネジメントは昨年のリターンがプラス約1%と、同氏にとって過去2番目に悪い年間成績だった。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  ポイント72は昨年、マルチマネジャー戦略を採用する他の運用会社と同様に、株式で運用成績を上げるのに苦労した。コーエン氏は前身のSACキャピタル・アドバイザーズを率いていた際は、平均で年30%程度のプラスリターンを計上。成績がマイナスになったのは2008年(マイナス約28%)のみだった。

  SACは13年に証券詐欺罪を認め、インサイダー取引として過去最高額の18億ドル(現在の為替レートで約2050億円)の支払いに同意してファミリーオフィスに転換。その後、経験豊かなトレーダーが多数同社を去った。

原題:Cohen’s 1% Gain Marks Second-Worst Return for Billionaire (1)(抜粋)

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