人民元下落に伴い中国が資本管理を強める中で、1つの政府公認の避難先が注目を浴びている。

  君陽金融の鄧声興副会長は、本土の投資家が証券取引所接続を介した香港株の買い入れに目を向けると指摘。他の本土外資産の購入が一段と難しくなっていることが理由だという。証取接続を通じた資金流入増加が過去4年にわたり世界株に後れを取っていた香港株を押し上げるとの見方も示した。

  人民元が年間ベースで米ドルに対しここ20年余りで最悪の下げとなり、中国当局は本土からの資本流出阻止の取り組みを強化している。

  マッコーリー・インベストメント・マネジメントのアジア上場株共同責任者サム・ルコルヌ氏は、「香港ドル建ての資産に融資することは可能だ」と述べた上で、香港ドルは米ドルと連動していると説明。BNPパリバは9日のリポートで、本土投資家にとっては米ドルに価値が連動する資産を買い入れる最良のルートが本土証取と香港証取との接続だとの見方を示した。

原題:China’s Exiting Cash Seen Finding a Home in Hong Kong Stocks (1)(抜粋)

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