米環境保護局(EPA)は13日、自動車の燃費基準を2025年型車まで変更しないと表明した。温室効果ガス対策としての燃費基準の大きな変更は不要だとの先の判断を再確認し、トランプ次期政権下でもオバマ大統領の政策を堅持する方向を示した。
 
  マッカーシーEPA長官は声明で、「プロセスの全段階で乗用車とライトトラック向けの温室効果ガス排出基準が25年まで経済的かつ効果的であることを分析が示している。われわれの健康と環境を守りながら、米国のドライバーにとって数十億ドルのガソリン代節約になるだろう」と説明した。

  この日の発表でオバマ政権が打ち出した自動車燃費基準に対する中期評価は完了。オバマ大統領が気候変動対策で鍵を握る政策と位置付けている同基準は、25年まで年ごとに厳しくなる。トランプ政権が始動すれば、基準見直しが図られる可能性はあるが、実際に変更するのは容易ではない。

原題:EPA Defies Automakers by Keeping Efficiency Standards Intact (1)(抜粋)

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