トランプ次期米大統領は、スイス・ダボスで来週開かれる世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)に代表を派遣しない。同総会はトランプ氏の大統領就任直前に開催される。

  トランプ氏の報道官ホープ・ヒックス氏はブルームバーグに対し、「誰も出席しない」と明らかにした。

  トランプ氏の政権移行チームの幹部は、同氏を当選に導いたのは権力層に対するポピュリズム的怒りであり、ダボス会議に集まる資産家や政治指導者はそうした層を代表していると指摘。代表を送れば、自身のこれまでの活動を裏切ることになるとトランプ氏は考えたという。匿名を条件に説明した。

  トランプ氏は昨年の大統領選で民主党のヒラリー・クリントン候補を「グローバリスト」と呼ぶ一方、自身については不公平な経済制度と戦う労働者階級の擁護者に見立てた。しかし当選後には億万長者2人を含む多数の資産家を閣僚に指名している。

  ダボス会議は大統領就任式が行われる20日に閉幕する。

原題:Trump Team Shunning Davos Meeting of World’s Economic Elite (1)(抜粋)

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