米上院情報特別委員会は13日、ロシアが2016年の米大統領選に影響を及ぼそうとしたとされる疑惑について、超党派の調査を実施すると発表した。選挙に勝利したトランプ陣営の関係者との関わりの有無についても調べる。

  同委員会のリチャード・バー委員長(共和、ノースカロライナ州)とマーク・ウォーナー議員(民主、バージニア州)は共同声明で、「上院情報特別委員会の監視責任の一環として、米国に影響を及ぼすロシアの情報活動の範囲を完全に理解することが重要だと考える」と説明した。

  上院はこの前日、ロシアによるハッキングなどの活動について、情報機関の幹部から非公開のブリーフィングを受けていた。今回の調査については上院のミッチ・マコネル共和党院内総務(ケンタッキー州)とチャック・シューマー民主党院内総務(ニューヨーク州)が支持した。

  民主党は昨年の大統領選の同党候補ヒラリー・クリントン氏の陣営を標的にしたサイバー攻撃をロシアが主導したとされる疑惑について、幅広い調査を要求していた。トランプ陣営がロシアと接触していた可能性なども調査の範囲に含まれ、13日の発表は上院共和党指導部による譲歩を示す。

  トランプ氏はロシアなどによるハッキングが大統領選での勝利を手助けしたとの指摘を否定している。

原題:Senate Panel to Probe If Trump Campaign Had Contact With Russia(抜粋)

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