13日の取引で新興国の株式と通貨は小動き。メキシコ・ペソやトルコ・リラは上昇した。この日発表の米経済指標は利上げ見通しを後押しする内容となった。

  米金融当局が3月までに追加利上げを実施するとの観測が強まる中、新興国通貨・株式はこの日、方向感の乏しい動きとなった。ただ、新興国通貨の指数は、週間ベースでは過去20カ月で最長の上昇相場となっている。アリアンツの主任経済顧問、モハメド・エラリアン氏はブルームバーグテレビジョンに対し、短期的な値動きの激しさに耐えられる投資家にとって、新興国通貨は魅力的だろうと語った。一方、ゴールドマン・サックス・グループはメキシコ・ペソがことし回復すると予想した。

通貨

  • 13日のMSCI新興市場通貨指数はほぼ変わらず。週間ベースでは0.6%上昇
  • ブルームバーグがフォローしている24の新興国通貨のうち16通貨は下落。ブラジル・レアルとコロンビア・ペソの下げが目立った
  • メキシコ・ペソは今週付けた過去最安値から回復
  • トルコ・リラは、銀行間市場を通じた商業銀行の借り入れを制限すると中銀が発表したのを受け、下げを帳消しにした

株式

  • MSCI新興市場指数は13日に0.1%下落、週間ベースでは1.7%上昇
  • ロシアのドル建てRTS指数は主要株価指数で最も大きく下げた
  • ブラジルのボベスパ指数は5営業日ぶりに反落。原油安でブラジル石油公社(ペトロブラス)が売られた

原題:Emerging-Market Stocks Little Changed as Mexico’s Peso Climbs(抜粋)

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