自動車メーカ-のフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は排ガス規制を逃れるための不正ソフトウエア搭載を開示しなかった疑いで、米司法省が刑事捜査に踏み切る。事情に詳しい関係者が明らかにした。販売慣行をめぐっても刑事捜査が進む同社に対し、捜査が別の角度から入ることになる。

  12日には米環境保護局(EPA)が、FCAの「ジープ・グランドチェロキー」と「ラム1500」の合計10万4000台に不正なソフトウエアが搭載され、通常の走行時に基準を超える排ガスを排出できるようにしていたことを突き止めたと発表していた。

  排ガス不正が問題化したドイツのフォルクスワーゲンは決着に200億ドル(約2兆3000億円)以上を費やしている。FCAはVWにソフトウエアを提供したとしてやはり刑事捜査の対象となっているドイツの自動車部品メーカー、ロバート・ボッシュの技術を活用していた。

  FCA、ボッシュの担当者はそれぞれのコメント要請に今のところ返答していない。

原題:Fiat Chrysler Said to Face U.S. Criminal Emissions Probe (1)(抜粋)

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