トランプ次期米大統領が次期国務長官に指名したレックス・ティラーソン氏が、南シナ海に埋め立てた人工島に中国がアクセスできないようにする必要があるとの証言を行ったことに、中国国営メディアは強く反論した。

  中国共産党系の環球時報は、「米当局が南シナ海で大規模な戦争を行うつもりがないなら、中国が島にアクセスするのを阻むいかなるアプローチもばかげたものとなろう」とけん制。英字紙チャイナ・デーリーも、「米外交当局のトップに就こうという人物が中国に対してそうしたあからさまな敵意を示すことは、決してささいな話ではない」と、同様の論調を展開した。

  エクソンモービル前最高経営責任者(CEO)のティラーソン氏は11日の上院外交委員会での指名承認公聴会で、南シナ海での中国の行動をクリミアでのロシアの行動になぞらえ、事態にきちんと対処してこなかったことが、同海域で中国が「許容範囲を超えた行動を取り続ける」のを許す結果につながったとの認識を示した。

原題:Chinese Paper Calls Tillerson’s South Sea Threat ‘Foolish’ (1)(抜粋)

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