韓国の朴槿恵大統領の友人による国政介入疑惑などを調べている特別検事は、サムスン電子の李在鎔副会長を12日午前から約22時間にわたって取り調べた。

  サムスングループの事実上のトップである李在鎔氏(48)がソウルの特別検事の事務所を後にしたのは13日の早朝だった。同検事の捜査チームによると、李氏は贈賄疑惑の被疑者であるが、容疑は横領や背任に拡大する可能性がある。李氏は不正を否定してきた。サムスンはコメントを控えている。

  同チームのイ・ギュチョル報道官は、「李氏は今朝7時半ごろに帰宅した」と電話で説明。「李氏はほとんどの疑惑を否定した。検察が逮捕状を請求するかどうかは、おそらく今日か明日に判断するだろう」とコメントした。

  当局はサムスンなどの企業グループが政治的便宜の見返りに、朴大統領の友人の崔順実被告が支配する団体に寄付した疑いについて調べている。

  特別検事は捜査を他の韓国企業に広げることを計画している。検察は昨年11月、ロッテグループとSKグループが免税店事業の免許の見返りとして崔被告が支配する財団に献金した証拠を見つけるため、両社の本部を捜索している。両社の会長は国会の聴聞会で不正を否定した。

  イ報道官は「特別検事がSKやロッテなど他の企業に捜査を広げる計画はあるが、スケジュールは未定だ」と説明。「容疑は贈賄となる見込みだ」と話した。

原題:Samsung’s Lee Questioned for 22 Hours in Korea Bribery Probe (1)(抜粋)

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