12日の米株式市場でテクノロジー株が大きく売られたことで、S&P500種株価指数は取引時間中に一時0.9%安と、今年最大の下げとなった。アップルや半導体メーカーなどテクノロジー関連銘柄が下げた。

  半導体ファウンドリー(受託生産)世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が同日、市場予想を下回る売上高見通しを明らかにしたほか、ゴールドマン・サックス・グループも半導体株に対する「慎重」姿勢を示し、関連銘柄が下落した。

  ファースト・ソース・インベストメント・アドバイザーズで資産運用に携わるジェーソン・クーパー氏は電話取材に対し、トランプ次期政権への期待に基づく株高が「終わりつつあり、今は決算発表シーズンに向かっている」と述べ、年が変わり「警戒すべき水準」もあると指摘した。

  CLSAのアナリスト、アビ・シルバー氏はアップルの昨年10-12月(第1四半期)と2017年9月期の業績予想を引き下げた。同社のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の購入意欲調査や為替相場をめぐる逆風を踏まえ、弱めのアイフォーン生産計画や中国での「より慎重な見通し」を理由に挙げた。

  RBCのアナリスト、アミット・ダーヤナニ氏もアップルの予想を下方修正した。ドルの強さに同じ懸念を示し、流通在庫管理に関連する最近の減産拡大が警戒する理由だと説明した。

原題:Chip Stock Skepticism Fanning S&P 500’s Worst Tumble of New Year(抜粋)Apple Lower Pre-Market; CLSA, RBC Trim Ests. Ahead of Results (抜粋)

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