12日の米国株は下落。前日のトランプ次期米大統領の発言内容を見極めようとする動きが広がった。バイオテクノロジー関連は朝方の下げから転じて上昇。半導体や金融は下落した。マイクロン・テクノロジーやアドバンスト・マイクロ・デバイシズ(AMD)はいずれも下落した。

  トランプ氏は選挙後初めて開いた前日の記者会見で、バイオテクノロジー業界は「より競争力の高い入札」が必要との見解を示した。

  S&P500種株価指数は前日比0.2%下げて2270.44。ダウ工業株30種平均は63.28ドル(0.3%)下げて19891.00ドル。ナスダック総合指数は0.3%安。前日までは7営業日連続高で最高値を更新した。

  S&P500種産業別11指数のうち7指数が下落。特に金融やテクノロジー銘柄が売られた。アナリストがアップルの利益予想を引き下げたほか、ゴールドマン・サックス・グループが半導体業界に慎重な見方を示したことが売りを招いた。

  ヘルスケア関連銘柄はほぼ変わらず。ナスダック・バイオテック指数は0.4%上昇。一時は1.1%下落した。

  シカゴ・オプション取引所(CBOE)ボラティリティ指数(VIX)はこの日2.5%上昇した。

  トランプ氏は生産拠点を米国外に移す米企業に多額の税を課すとの公約を強調した。アリアンツ・グローバル・インベスターズのグローバルストラテジスト、ニール・ドウェイン氏は国境税が課され、それに伴いドルが10%上昇した場合、より多くの企業が米国へと戻ってくるだろうと述べた。

原題:U.S. Stocks Decline With Banks After Europe Markets Close Lower(抜粋)

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