12日の米国債市場ではイールドカーブがスティープ化。30年債入札(発行額120億ドル)では需要が低調だった。

  プライマリーディーラー(政府証券公認ディーラー)以外の直接入札者の落札全体に占める比率は4.5%と、2009年以降で最低。入札への参加が義務づけられているプライマリーディーラーの占める比率は28.8%と、前回の26.8%から上昇した。

  ニューヨーク時間午後4時半時点で、5年債と30年債の利回り格差(イールドカーブ)は2.8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)拡大し、109.71bp。

  10年債利回りは4時59分現在、前日比1bp低下の2.36%。一時6.7bp下げて昨年11月30日以来の低水準を付ける場面もあった。このままいけば週間ベースでは7月以降で初の4週続伸となる。トランプ次期米大統領が最優先とする政策に、経済成長押し上げを狙った財政面での刺激策が含まれるとの見方が後退した。

  ホイジントン・インベストメント・マネジメントのバン・R・ホイジントン氏とレーシー・ハント氏は四半期ごとの投資家向けリポートで、トランプ氏の大統領選勝利後には財政政策への期待から米金融市場では「激しい反応」が見られたが、そうした反応は「意図しない形での悪影響および完全な失敗」に終わるリスクを過小評価していると指摘した。

  ダラス連銀のカプラン総裁は、恐らく2017年には、バランスシートの縮小をどのような形で開始するかについて議論すべきだと述べた。同総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つ。

原題:Treasuries Yield Curve Steepens After Mixed Long-Bond Auction(抜粋)
原題:Poor U.S. Growth Outlook Points to 2% UST 30Y Yield: Hoisington(抜粋)
原題:USTs Bull Steepen; Gains Pared After 30Y Auction Tails(抜粋)

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