12日の欧州株式相場は下落。指標のストックス欧州600指数は昨年末以来の安値で引けた。自動車株が7月以来の大幅安となったほか、トランプ次期米大統領の下で薬価引き下げ圧力が高まるとの懸念から、製薬株が売られた。

  ストックス欧州600指数は前日比0.7%安の362.51で終了。自動車株指数は2.8%下落。フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)が約10万4000台のディーゼル車にソフトウエアを搭載し、排ガス規制法に違反した疑いがあると米環境保護局(EPA)が指摘。製薬株は11月以来の大幅下落。トランプ氏が11日の記者会見で、医薬品に入札方式を導入する方針を示したことが売り材料となった。

  英FTSE100指数は13営業日続伸。上げ幅は0.1%未満だったものの、終値ベースでの過去最高値を11日連続で更新した。

  製薬株では、北米での売上比率の大きいデンマークのノボ・ノルディスクとアイルランドのシャイアーの下げが目立った。FCAは16%安で引けた。CNBCによれば、同社は違法ソフトの利用を否定した。

原題:Europe Stocks Fall to 2-Week Low as Drugmakers, Carmakers Plunge(抜粋)

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