12日のトルコ金融市場では、通貨リラと国債が上昇。同国の中央銀行が流動性を引き締めたことを受け、次回の政策決定会合で利上げする可能性があるとの観測が強まった。

  中銀のデータによれば、この日は1週間物レポ入札による資金供給はなかった。さらに、事情に詳しい関係者が情報が非公開であることを理由に匿名で発言したところによれば、当局はより金利の高いを手段を通じた借り入れを市中銀行に迫る計画。為替市場での介入も選択肢だという。

  トルコ経済銀行(TEB)によれば、レポ入札見送りによって銀行の借り入れコストの平均は8.5%と、現在の8.3%前後から上昇する。同行のイスタンブール在勤ストラテジスト、エルキン・イシク氏は電子メールで、入札見送りは「リラ流動性状況の大幅な引き締め」を意味するとし、これは24日開催の「次回の金融政策決定会合で利上げするシグナルだ」と語った。

  イスタンブール時間午後0時44分現在、リラは対ドルで前日比0.9%高の3.8292リラ。前日までの5営業日で計8.2%下げ、過去最安値となる3.9415リラを記録していた。10年物国債利回りは29ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の11.65%。

原題:Turkish Lira, Bonds Rally as Central Bank Tightens Liquidity(抜粋)

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