S&Pグローバル・レーティングは12日、中国当局が債券市場参加者に関する監督を強化しなければ、不適切なリスク管理で同市場が打撃を被る恐れがあるとするリポートを公表した。

  中国の広発銀行は先月26日、同行が社債支払いを保証するとした書簡に関する文書と押印は偽造されたものだと発表。その2週間足らず前には国海証券が債券取引をするため元社員が押印を偽造していたことが判明したと明らかにしていた。

  S&Pは、景気減速と市場のボラティリティー(変動性)拡大という現在のシナリオの下では、取引と決済をめぐる問題がエスカレートし、市場の信頼性を損ねる可能性があると分析。S&Pアナリストのハリー・フ氏は、金融機関に適切な管理をさせるにはルールと罰則が必要だと指摘した。

原題:S&P Says Ineffective Risk Governance May Hurt China Bond Market(抜粋)

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