インドネシアの実業家ハリー・タノスディビヨ氏は来週、飛行機で米ニューヨークに行き、トランプ次期米大統領の息子2人とインドネシアのリゾート事業について協議する。同氏はその数日後、首都ワシントンで20日に行われるトランプ氏の大統領就任式に出席する。

  両氏の関係はトランプ氏の大統領選出馬のずっと前に始まったとはいえ、ビジネスと政治的な内容が入り交じった今回のタノスディビヨ氏の旅程は、トランプ氏が大統領就任後、約20カ国に広がる国際的なビジネス帝国から完全に離れることが一筋縄ではいかないことを示している。

MNCグループ創業者で富豪のタノスディビヨ氏は、9日に南ジャカルタの自宅でインタビューに応じた
MNCグループ創業者で富豪のタノスディビヨ氏は、9日に南ジャカルタの自宅でインタビューに応じた
Photographer: Dimas Ardian/Bloomberg

  タノスディビヨ氏はメディア・不動産複合企業MNCグループの創業者で、自らも政治的野心を抱いている可能性がある。同氏は18日、ニューヨークでトランプ氏の息子ドン・ジュニアとエリックの両氏とバリ島と西ジャワ州にあるリゾート2カ所のアップグレードについて話し合う。妻と共にトランプ家に大統領就任式に招待された同氏はその翌日、ワシントンに向け出発する。

  タノスディビヨ氏(51)は9日に南ジャカルタの自宅でインタビューに応じ、「これがビジネスの関係であることを強調しておかなければならない」と指摘。「トランプ氏が大統領になっても、全てが今と大きく変わるとは思っていない」と述べた。

原題:Trump’s Indonesia Partner Heads to Inauguration to Bolster Deals(抜粋)

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