米ブラックストーン・グループがシンガポールの物流施設運営会社グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)への買収提案を検討している。GLPにはウォーバーグ・ピンカスや中国の投資家グループも関心を寄せており、同社の獲得をめぐる争いに発展する可能性がある。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  情報は非公開だとして匿名を条件に語った関係者によると、ウォーバーグ・ピンカスはGLPへの買収案に向けコンソーシアムを形成しつつあり、複数の銀行やパートナー候補と協議を重ねている。中国の投資会社、厚朴投資管理が参加する投資家グループもなお積極的にGLP買収を探っており、提案を準備しているという。

  買収提案を検討している各グループはミン・メイ最高経営責任者(CEO)率いるGLP現経営陣の支持が鍵を握ると考えていると関係者は話した。中国や日本、米国、ブラジルで産業用不動産を保有するGLPは2月初旬までに最初の買収案を提示するよう求めていると、関係者は先に述べていた。

  アリババ・グループ・ホールディングやJDドットコムなど電子商取引会社では保管スペースの需要が急拡大しており、GLPを買収できればこうした旺盛な需要を取り込むことができる。ブラックストーンとGLP、厚朴投資管理、ウォーバーグ・ピンカスはいずれもコメントを控えた。

  12日のシンガポール株式市場でGLPの株価は一時7.6%高。日中ベースでは2015年6月以来の高値を付けた。

原題:Blackstone Said to Vie With Warburg, Chinese Consortium for GLP(抜粋)

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