韓国の朴槿恵大統領の友人による国政介入疑惑などを調べている特別検事は12日、サムスン電子の李在鎔副会長を贈賄疑惑の被疑者として取り調べを開始した。

  サムスングループの事実上のトップである李在鎔氏(48)は午前9時28分(日本時間同)、ソウルにある特別検事の事務所に到着した。李氏は前日、同検事から召喚を通知されていた。聴取は予想されていたが、李氏が被疑者と特定されたことは想定外だった。

  到着時にカメラや記者団、活動家に取り囲まれた李氏は、「今回のことでわれわれが良い行いを見せられなかったことについて、国民に申し訳ないと考えている」と語った。取り調べは13日午前まで続くと予想されている。今週聴取を受けた他のサムスン幹部2人が検察を出たのは翌日の午前5時だった。

  検察当局は、サムスンなどの企業グループが政治的便宜を見返りに、朴大統領の友人の崔順実被告が支配する団体に寄付した疑いについて捜査している。

  当局は崔被告のものとされるタブレット端末を押収。11日の会見でサムスン製の同端末を記者団に見せた上で、それに含まれていた電子メールの一部は崔被告がサムスンから金を受け取り、個人的に使っていたことを示していると説明した。

  サムスン電子の担当者はコメントを控えている。

原題:Samsung’s Lee Appears for Marathon Questioning in Bribery Probe(抜粋)

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