資産家ジョージ・ソロス氏が資金支援しているオープンソサエティー財団は11日、同氏の母国であるハンガリーでの活動を続けると表明した。ハンガリーの与党はソロス氏が資金提供している非政府組織(NGO)を取り締まる方針を打ち出している。

  同財団は60を超えるハンガリーのNGOの資金調達に関与し、東欧および旧ソ連地域の民主化に関連し16億ドル(約1800億円)超を支出している。

  オルバン首相率いるフィデス・ハンガリー市民連盟の幹部は10日、ソロス氏が資金援助しているNGOを「一掃」すると言明。同首相は昨年の米大統領選挙でのドナルド・トランプ氏支持を欧州のリーダーとして最初に公にしており、NGO取り締まりはトランプ氏当選が契機だと同幹部は説明している。

  オープンソサエティー財団のクリストファー・ストーン代表はブルームバーグ・ニュースへの電子メールで、「より公平で説明責任を果たす社会の実現というわれわれの使命への政府の反対にもかかわらず、ハンガリーでの活動を続ける」と言明。「ハンガリーそして世界中で、われわれは民主化と権利、正義を強化するため地元の団体との協力をこれまで以上に重視していく」とコメントした。

原題:Soros Group to Stay in Hungary Amid Trump-Inspired Crackdown (1)(抜粋)

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