サウジアラビアは、石油輸出国機構(OPEC)と他の産油国との協調減産合意の一環として原油供給を抑制する中、2月に中国と南アジア諸国向け原油供給を削減する一方、日本や韓国などへの供給についてはほぼ維持する見通しであることが、関係者の話で明らかになった。

  事情に詳しい関係者2人が情報は部外秘だとして匿名を条件に明らかにしたところによれば、東南アジアの石油精製会社2社が、サウジから原油供給を約30%削減するとの通知を受けた。関係者のうちの1人によると、インドの石油精製会社1社に対しては約20%の削減が通知された。

  関係者の1人によれば、契約ベースの2月のアジア向け供給は全体で5-10%削減される。サウジは、米国とアフリカの競合する産油国と市場シェアを争っているため、比重のより低い油種の売却に重点を置いており、供給削減は主に中質と重質の油種に重点が置かれる見通しだ。

  日本、韓国、台湾の石油精製会社少なくとも8社の担当者が匿名を条件に明らかにしたところによれば、これらの企業は2月に全量供給されると通知されている。

原題:Saudis Said to Cut Oil to China, South Asia as Others Spared (1)(抜粋)

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