トランプ次期米政権の財務長官に指名されたスティーブン・ムニューチン氏は長官就任中の利益相反を避けるため、43社への権益や投資を手放す意向だ。

  政府倫理局(OGE)が11日公表した42ページに及ぶ報告書と5ページにわたる倫理合意によると、ムニューチン氏の資産・収入のうち5000万ドル超はCITグループに投資していた。ゴールドマン・サックス・グループの普通株も100万-500万ドル相当保有しており、バークシャー・ハサウェイのクラスA株式100万ドル超、ブラックストーンの株式も最大で100万ドル保有していることが明らかになった。いずれもムニューチン氏の長官指名が承認されてから90日以内に売却される見通しだという。

  OGEの開示資料によれば、ムニューチン氏の資産価値のレンジは1億1820万-約3億9160万ドルとなっている。しかし、ムニューチン氏はCITの普通株など資産の一部について最低値で開示していることからこのレンジは限定的だ。ブルームバーグ・ニュースがまとめた試算によればムニューチン氏の純資産は6億5500万ドル(約754億円)となっている。

原題:Mnuchin to Divest Stakes in 43 Investments to Avoid Conflict (1)(抜粋)

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