クリス・ロコスのヘッジファンドは、2016年の運用成績がプラス約20%に達したと、事情に詳しい関係者が明らかにした。運用開始から暦年としては最初の1年にして、経済トレンドを読み投資するマクロ系ファンドとしては世界最高水準の数字をたたき出した。

  情報が非公開であることから匿名を条件に語った関係者の1人によれば、このプラス分のほぼ半分は米大統領選でドナルド・トランプ氏が予想外の勝利を収め、債券や為替市場が急変動した10-12月期に稼いだ。

  ロンドンを拠点とするロコス・キャピタル・マネジメントの広報担当者はコメントを控えた。

  ロコス氏は英ヘッジファンド運用会社ブレバン・ハワード・アセット・マネジメントの共同創業者で、2015年下期に自らのヘッジファンド会社を立ち上げた。現在の運用資産は40億ドル(約4650億円)余りだが、今年2月に新規資金の受け入れを再開し、20億ドルの追加募集を計画している。最近は投資家のヘッジファンド離れが進んでいるが、好パフォーマンスがロコス氏の資金調達を後押しする可能性がある。

原題:Rokos Hedge Fund Said to Gain 20% in First Full Year of Trading(抜粋)

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