米国防総省の運用試験・評価局長はトランプ次期米政権に対し、同省の最新鋭ステルス戦闘機「F35」プログラムの「徹底的かつ包括的な見直し」を行うべきだと提言した。

  来週のトランプ新政権発足に伴い運用試験・評価局長を退任するマイケル・ギルモア氏は、F35を強く推しているマック・ソーンベリー下院軍事委員長に宛てた9日の書簡で、同機の「重要戦闘能力に重大な欠陥があり、それは十分に実証されている」と伝えた。

  トランプ氏は昨年12月、ツイッターへの投稿で、「F35プログラムとコストは制御不能だ」と指摘。一方、国防総省の当局者らは同プログラムは以前は問題があったものの、現在では基本的にスケジュール通りに進んでおり、支出も予算近くで収まっていると説明している。しかしギルモア局長は現在の550億ドル(約6兆4000億円)規模の開発段階での未解決の性能問題を重視。同段階の間に解決するよう訴えた。開発段階を終えるとF35は配備に向け集中的な戦闘試験段階に入る。

原題:F-35 Needs Rigorous Trump Team Review, Pentagon Tester Says (1)(抜粋)

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