資産家ジョージ・ソロス氏の母国で欧州連合(EU)に加盟するハンガリーが、同氏に関連する非政府組織(NGO)に対する取り締まりを計画している。与党幹部が明らかにした。米大統領選挙でのドナルド・トランプ氏当選が契機だとしている。

  オルバン首相率いるフィデス・ハンガリー市民連盟の幹部シラード・ネメス氏は10日、ソロス氏が資金援助したNGOは「グローバルキャピタリストに仕え、各国政府よりもポリティカルコレクトネス(政治的正しさ)を支えている」と記者団に主張。ハンガリーはこうしたNGOを「一掃するため、利用可能なあらゆる手段」を用いていくと言明した。

  ハンガリー通信によれば、ネメス氏はトランプ氏が次期米大統領に選出された今、「国際的にこうしたことを行う好機だと感じている」と述べた。

  オルバン首相は、トランプ氏の選挙活動への支持を公に表明した最初の欧州指導者。ハンガリー議会の立法議案によれば、当局にNGO幹部の監査を認める法案についての審議が始まる予定。

原題:Soros Groups Risk Purge After Trump’s Win Emboldens Hungary (1)(抜粋)

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