米国では昨年12月、中小企業経営者の楽観的見方が1980年以降で最も大きく高まった。大統領選挙の結果を受けて景気の先行き見通しが劇的に改善された。

  全米自営業連盟(NFIB)が10日発表した12月の中小企業楽観指数は、前月から7.4ポイント上昇して105.8と、2004年末以来の高水準に達した。指数を構成する10項目中、7項目で改善が見られたが、指数上昇の73%は米経済や売上高の見通しが一段と上向いたことで説明できるという。

  NFIBのデータによると、中小企業経営者の中で今がビジネス拡大に好機だと回答した割合は、現在の景気拡大局面における平均の3倍に達した。投資増大や採用継続を予定すると答えた企業も増え、規制緩和と税制改革、インフラ投資で経済を刺激する方針のトランプ次期大統領の計画への楽観がうかがえる。

  NFIBがまとめる同指数は、昨年12月28日にかけて実施した中小企業経営者619人を対象とする調査に基づく。このうち50%が、向こう半年にビジネス環境が改善されると期待されると回答し、この割合は02年3月以降で最大。また、11月の割合を38ポイント上回った。

原題:U.S. Small-Business Optimism Index Surges by Most Since 1980 (2)(抜粋)

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