米連邦大陪審は10日、電子チャットルームを使って外国為替相場のベンチマークを不正に操作していた事件で、主な捜査対象となっていたトレーダー3人を正式に起訴した。

  為替市場のベンチマークを共謀して操作した罪で起訴されたのは元JPモルガン・チェースのリチャード・アッシャー、元シティグループのロハン・ラムチャンダニ、元バークレイズのクリス・アシュトンの3人被告。3被告とも米国外に在住のため、自ら出頭しない限り米国に強制的に引き渡されることになる。

  検察によれば、3被告は電子チャットルーム「ザ・カルテル」を使って秘密の顧客情報を交換し、為替ベンチマークを不正操作した。

  シティとバークレイズ、JPモルガン、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)は2015年5月に為替レート不正操作の共謀罪で有罪を認めた。UBSグループは訴追を免れたものの、金利ベンチマーク操作で果たした役割をめぐる以前の合意に反した行為に携わった。

  検察の提出文書によれば、「ザ・カルテル」による共謀は少なくとも2007年12月から13年1月まで続いていた。そこでユーロ・ドルのトレーダーが、午後4時のフィクス直前に談合を行っていたという。  

原題:‘Cartel’ Group Currency Traders Charged in Market-Rigging Case(抜粋)

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