10日の米国債市場ではイールドカーブがスティープ化した。3年債入札が昨年8月以来の強い需要を集めたことが手掛かり。

  米財務省がこの日実施した3年債入札(発行額240億ドル)では、最高落札利回りが1.472%と2010年4月以来の高水準。投資家の需要を測る応札倍率は2.97倍に上昇した。投資信託や年金基金を含む間接入札者の落札比率は約55%だった。過去10回の入札の平均は約51%。

  ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の2.38%。

  5年債と30年債の利回り格差は1bp未満拡大し、109bp。

  ジャナス・グローバル・アンコンストレインド・ボンド・ファンドを運用するビル・グロース氏は、米10年債利回りが2.6%を上回った場合、過去30年続いた債券強気相場の終了を示すことになると指摘した。

  今週は11日に10年債(発行額200億ドル)、12日に30年債(同120億ドル)の入札が実施される。経済指標では生産者物価指数(PPI)や小売売上高が発表される。

  このほか、米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長やニューヨーク連銀のダドリー総裁など金融当局者の発言も予定されている。

原題:Treasuries Yield Curve Steepens as Three-Year Sale Draws Demand(抜粋)

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