10日のニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が大幅続落、約1カ月ぶり安値。石油輸出国機構(OPEC)加盟国や非加盟国の減産履行状況に関心が集まる中で、米在庫増加への警戒が広がっている。

  コンフルエンス・インベストメント・マネジメント(セントルイス)のチーフ・マーケット・ストラテジスト、ビル・オグレイディ氏は電話取材に対し、「3月末にかけて、原油在庫は増加が予想される」と指摘。「実績重視の原油市場はOPECの減産履行を確認したがっている。OPECがあれほど合意に熱心だったのは、第1・第2四半期に価格が大きく崩れ、昨年安値を再び試すことになりかねないという恐怖が最大の理由だ」と述べた。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は1.14ドル(2.19%)安い1バレル=50.82ドルで終了。終値ベースで昨年12月7日以来の安値。ロンドンICEの北海ブレント3月限は1.30ドル(2.4%)下げて53.64ドル。

原題:Oil Drops to One-Month Low on U.S. Supply Outlook, OPEC Concern(抜粋)

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