米労働省が10日発表した昨年11月の求人件数(季節調整済み)は前月を上回った。雇用が拡大した。

  11月の求人件数は552万件と前月の545万件(速報値553万件)から増加。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は550万件だった。

  11月に雇用された労働者は522万人と、前月の516万人から増加。雇用率(全雇用者に対する月間雇用創出の比率)は3.6%で、前月から変わらず。

  自発的離職者は約306万人で、前月の302万人から増加。離職率(全雇用者に対する自発的離職者の比率)は2.1%で、6カ月連続で同水準にとどまった。

  解雇者は164万人と、前月の157万人から増加。解雇者は9月に151万人と今回の景気拡大局面で最低を記録した後、2カ月連続増加した。

  BMOキャピタル・マーケッツの次席エコノミスト、マイケル・グレゴリー氏は統計発表前に、「労働市場改善のペースは衰えつつある」ものの、それは「完全雇用にこれほど近く、賃金圧力が既に上昇している中、『悪い』ことではない」と述べた。

  内訳を見ると、宿泊や食品サービスのほか、政府の求人が増えた。建設や教育、ヘルスサービスでは減少。製造業や小売りではほぼ変わらずだった。

原題:Job Openings in U.S. Increase in November as Hiring Advances (1)(抜粋)

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