米アルファベットの自動車部門ウェイモは8日、コストを抑えた最新型の自動運転センサー「LiDAR」を米デトロイトでの北米国際自動車ショーで公開した。

  ウェイモはこれまでにフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)と、同社の自動車にハードウエアとソフトウエアの双方を含む自動運転技術を搭載する合意を結んでいる。

  ウェイモのジョン・クラフチック最高経営責任者(CEO)はブルームバーグ・ニュースとの9日のインタビューで、ウェイモがLiDARのようなハードウエアを将来的に他の自動車メーカーにも販売するかとの問いに対し、「可能性はある」と答えた。

  グーグルの持ち株会社であるアルファベットはこれまで、特定部品の開発ではなく自社で自動運転車開発を完遂することを目指してきたが、ウェイモの戦略はそうした従来の姿勢からの転換となる。また、ソフトウエアに加え、センサーやカメラといったハードウエアも自社でつくるとのウェイモの決定は、自動車メーカーに自動運転技術を提供する企業間の競争を激化させる可能性もある。

  同CEOはFCAとの提携についての詳細についてはコメントを控えたが、ホンダと同様の合意に至る可能性について言及。ホンダは先月、ウェイモと共同で米国での自動運転技術の研究に向けた検討を開始したと発表した。

  同CEOはホンダとの関係について「考え方の面で本当に強い結び付きがある」と話し、「ホンダは日本と高齢化社会を代表している。高齢化社会にはモビリティーをめぐる大きな懸念があり、われわれが発するメッセージも単なる安全性にとどまらず、移動のしやすさが大きな部分を占めている」と付け加えた。

原題:Alphabet’s Waymo May Sell Autonomous Hardware to Other Companies(抜粋)

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