中国本土の新規株式公開(IPO)規模が今年、6年ぶりの高水準に膨らむ可能性がある。当局が企業債務の圧縮支援に向け、株式市場に重点を置くことが背景だ。

  ブルームバーグがまとめたアナリスト調査の中央値によれば、本土でのIPO規模は50%増え約2250億元(約3兆7500億円)になると予想されている。ブルームバーグのデータは、昨年10-12月(第4四半期)に人民元建てA株のIPO総額が前年同期の6倍余りになったことを示している。

  共産党・政府のトップが集まった先月の中央経済工作会議では、債務削減が重要な優先課題として強調され、株式を通じた資金調達が促された。珩生鴻鼎資産管理の戴明ファンドマネジャー(上海在勤)は電話取材に対し、株式発行重視は中国当局が上場認可のペースを加速させ、IPOを今年実施する企業を増やす可能性があることを示唆していると述べた。

  戴氏は「エクイティファイナンスは現在、レバレッジ引き下げのための一層好ましい手段であるように見える。IPO市場は今、安定性が増している」と指摘し、IPO規模が50%以上増えるとの見通しを示した。

原題:China IPO Fundraising Set to Jump as State Pushes Debt Reduction(抜粋)

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